ヴィンランド・サガ(1) (アフタヌーンKC)作者: 幸村誠出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/08/23メディア: コミック購入: 14人 クリック: 195回この商品を含むブログ (211件) を見る

トールズに惚れた!来月からちゃんと本誌読もう。
イングランドに割拠する部族諸王の戦乱の日々の中、とある傭兵団に身を置く少年、トルフィンが主人公。首領のアシェラッドは、父・トールズの仇であり、トルフィンは卑劣な罠で殺された父の無念を晴らすべく、戦士として正当な仇討ちを挑戦する権利を賭けてアシェラッドの手下に甘んじている。両手のナイフ使いカコヨス!スピード感のある線が魅せるよ。冷たい空気がページから流れてくる感じ。


世界史年表・地図世界史の年表を頭の中でひきのばして思い出すのは、「十人十色のデーン人」。1016年、デーン人部族王のカヌートのイングランド征服。おお、懐かしい!まだ言えた!この王カヌートこそ、役立たずおぼっちゃまのクヌートその人!トルフィンとの関わり合いで何を見出していくのか、トルケルの囲みを脱出することはできるのか、アシェラッドとの共闘に活路はあるのか、うおお、久々に熱いマンガキタコレ!
ちなみにこの年は日本で藤原道長が摂政になってた。まろでおじゃる。


※追記

今日のタイトルの「ビッケって誰のことですか?」と問い合わせがあったので上げときました。
こいつ、こんな顔してるけど…ヴァイキングなんだぜ…?何もかも奪い去っちゃうかわいいビッケ。ワンピースに出てくるエホバフとか、パパや仲間たちへのオマージュだよな。多分。


ちょいと豆知識。『バイキング料理』、いわゆるビュッフェスタイルの食事形式の語源は帝国ホテルにあったレストランが由来だそうで。むさくるしいおっさん達が好き放題にゴハンをむさぼる食事風景を想像していただけに、それ知ってちょっとショックだった中三の夏。